今年2012年はFord Motor ComapanyのV8エンジン80歳!ということでClassic Carの専門誌、Web SiteはこのModel
Bを取り上げております。1920年代終盤から1930年代初めにかけV8といえばCadillac、Packard等々の高級車のエンジンとして考えられておりました。しかし1932年
Henley FordはFord Model T(T型 フォード)に替わる主力車Model A(A型 フォードは3速マニュアル・トランスミッション、四輪ブレーキを備えた現代の車に大きな影響を与えた重要な1台です。)のマイナーチェンジ車
Model Bに今までの大衆車エンジンの主流であった4気筒に替わるユニット 221Cid(3,600cc)V型8気筒を選んだのです。このL Headと呼ばれる初期のFord
V8は1953年まで多くのモデルに積まれ、20世紀を代表するエンジンのTop 10にもノミネートされました。ちなみにModel A、Bは日本フォードとして横浜の工場で生産し販売もしておりました。無論V8を積んだモデルも例外ではありませんでした。
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